生きてゆくほうが大変

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おせわになっている葬儀社の方と話をしていたら、
ご葬儀の後、集金に伺って施主様と話をしていると、
「今の世の中、生きている我々の方が大変だよね」
と言われちゃうことが増えてきましたよ、とのこと

日本より早く寒くなり冬が来るヨーロッパでは、また感染者が増えてきたようで、
ご葬儀で、送る側が送られる側を羨むような、そんな世の中になってしまったようです

自分たちにできることを、ひとつひとつ誠実にこなしてゆくことで、小さな達成感、ちいさな幸福を確実に手に入れて、前を向いて、歩いて行かなきゃな、と感じました

黒潮海洋散骨 三幸社

増加する自殺者

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ラジオのニュースで、8月以降、日本の自殺屋が増え始め、特に30代、40代の女性の自殺者が急増している、と聴きました
解説者は、リーマンショックのような経済の落ち込みの際には、経営者の、50代、60代の男性自殺者が増えましたが、コロナウイルス感染による影響が、飲食店、飲みや、宿泊業など、若い女性が働く業界を直撃し、雇用が激減したことが原因ではないか、と言っていました
確かに、ホテルのレストランも、ほとんどお客様のいない時期がありましたが、今は少しづつ、戻ってきています
もう少し、耐えることができれば、また仕事が戻ってくるかもしれないのに、、、
なんで、急に自殺者が増えてしまったのか?
ひとつには、パートやバイトの給料が引くすぎて、蓄えがない状態で暮らしている方が多いこと
もう一つは、それでいて、消費の誘惑は多く、ローン購入で借金を背負ってしまうこと、
ではないでしょうか
もちろん、パートやバイトでは、失業保険がもらえない方ご多いことも影響しているでしょう

これから先、時間をおいて、違う領域でも、自殺者が増えるのではないでしょうか
在宅医療に携わる医師の友人が言うには、長く家庭内でケアをしてきた方がなくなると、残されたご家族の生活にぽっかりと穴が開いてしまう、その穴を埋めて、家族が一人減っても、残された側はその方の死を受け入れて、しっかり生きていかなきゃね、という新生活のきっかけになるのが、ご葬儀だそうです
ところが、コロナウイルス感染の影響で、ご葬儀がしっかりできない、ありがとう、と故人をみんなで送る機会がない、そうなると、家庭の中に空いてしまった穴がそのまま残る
残された家族の、新しい生活がスタートできない
それが、残された家族のストレスになり、鬱につながってゆくのが心配だ、と言っていました

何か、できることはないか、考えなければいけないなぁと感じます

黒潮海洋散骨 三幸社

若い方にも起こる孤独死

先日、ラジオで、孤独死(孤立死)が、近年、増えているというニュースを聞きました

私自身も、数年前に、すぐご近所の、親しい方の孤独死に遭遇いたしました。
まだ、50代の女性で、都会から年老いたお母さんと移住なさって来たのですが、移住後ほどなくお母さんは他界してしまい、おひとりで暮らしてらっしゃいました。
ある時、回覧板がポストに入ったまま、回されていないので、不審に思い、携帯電話に連絡してみましたが、つながらず、それから毎日、電話をしたり、玄関チャイムを押したりしてみたものの、連絡がつきませんでした。
民生委員さんにも相談しましたが、高齢者ではないので、民生委員にできることはないということ。
次に近所の駐在さんに報告すると、駐在でも、勝手に窓を破ったりはできません、とのこと。
その後、駐在さんは、その方のお姉さんの連絡先を聞いていたということで、連絡を取って了承を得た後、窓を破って入ってみると、亡くなって、すでに一週間以上が経っていました。
本当に残念でした。

心臓発作や脳梗塞のように、本人が救急車を呼ぶことが難しい症状が起きると、おひとりで住まわれている方の場合は、高齢者ではなくても、こういうことが起こるということに改めて衝撃を受けました。

人生の最後を、誰にも取られることもなくお亡くなりになる、とてもつらいことですが、その方を弔う方もいらっしゃらない、ということも増えているようです。
ご遺骨があるということは、そこに命があった証拠でもあります。
三幸社では、その方の生きてきた日々に思いを馳せ、どんなご遺骨に対しても、生きてきていただき、ありがとうございました、という想いで、散骨をしております。

黒潮ブルー

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夏が終わると、潮の加減が変わり、黒潮の流れがぐっと、三幸社のある房総半島に近づいてきます
それまでの海の色とは、蒼の濃さが変わります
透明度が上がり水温も上がって、大物の魚たちもやってくる、ダイバーたちが待ちに待った季節
三幸社の黒潮海洋散骨も、太陽がいっぱい
美しい海にご遺骨が還ってゆきます

黒潮海洋散骨 有限会社三幸社

福祉葬でも利益が残るお手伝い

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昨年あたりから、市区町村から葬祭扶助を受けて「生活保護葬」「福祉葬」「民生葬」等と呼ばれるご葬儀をなさった方の散骨を承る事がとても増えてまいりました
ネット上にはいろいろな情報があふれていますが、葬祭扶助を受けてご葬儀を行う際の基準額に含まれている、「納骨料」とは、実は、骨壺に納めるまで、の費用の事だということは、あまり詳しく書かれていないようです
つまり、葬祭扶助を受けてご葬儀をなさると、骨壺に納めたお骨が、残されるという事です

自分の家の御墓があれば、骨壺をお墓に納めてもらえます
家族がいれば、家で保管する事も出来ます

では、お墓もなく、家族もない場合はどうなるか?
本当にいろいろなケースがあるようです
自治体が納骨できるスペースを所有している(変な言い方ですが)場合は、そこに納める事になります
葬儀を受けた葬儀社が、お骨をどこに納めるかまで手配する場合もあります

コロナウイルス感染で、密を避ける、理由から、ご葬儀の規模がぐっと小さくなり、日本中で、ご葬儀単価が下がる傾向にあります
ご葬儀は、地元に根付いた古くからの風習にのっとって行われる事も多いので、地元に密着した葬儀社が、この単価下落の影響で廃業してしまう事が増えたら、そこに住む方々が望む形でのお別れが出来なくなる事になりかねません
また、利益の出ない生活保護葬を受けない葬儀社が増えてしまうと、お骨どころか、行き場のないご遺体が増えかねません
かといって、葬祭扶助の額を上げれば、今度は自治体の体力がもちません

三幸社では、粉骨と海洋散骨にかかる費用を極力抑えて、生活保護葬でも、葬儀社に少しでも利益が残り、地元密着の葬儀社が存続できる、結果として、多くの方が、故人を想い通りの形で、ありがとうと送れる、という社会の継続を目指したいと考えています

生活保護だから散骨でいいのか? 安いから散骨でいいのか? 常に自問はあります
でも、日本の年齢構成、人口動態、経済状態を鑑みると、誰かがやらないと、行き場のないお骨が増えてしまうのは間違いありません
どんなお骨も、その方が生きてきた生の証です
その方の生に想いをはせて、粉骨・散骨に携わっています

黒潮海洋散骨 三幸社

海洋散骨のお問い合わせが増えています

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2020年になって、海洋散骨のお問合わせが、またぐっと、増えてまいりました
多くは、
「お宅(三幸社)にお骨を送ると、散骨まで済ませてくれるの?」
という、当社の業務の中身そのものを、お問合わせ頂くお電話です

お骨を送れば、こちらで粉骨、散骨を済ませて、散骨証明書が届く
長年御葬儀に関わる葬儀社のプロフェッショナルからすると、あまりに、あっけなく、感じられるプロセスだから、ホームページにそう書いてあっても、
・ちょっと何か裏があるんじゃぁないか?
・他にも請求が来るんじゃぁないか?
・そんなに、簡単でいいのか?
との疑念を抱かれるのかもしれません

そんなに簡単でいいのか?
三幸社は、千葉県の田舎の町にございますので、まわりじゅう、親せきだらけ、知り合いらけの複雑怪奇なしがらみの中で暮らしており、自分の家からご葬儀を出すとなると、誰を呼ぶか、何処まで呼ぶか、いつも頭を悩ませるわけです
ですが、都会で暮らす方々の血を巡る関係性というのは、おそらく、ここよりもシンプルに違いありません
都会で暮らす御高齢の方々の中には、金の卵と呼ばれて、集団就職で数十年前に都会に出てきた、次男三男、二女三女の方も多いそうで、葬儀に呼ぶ親せきも、近所にはあまりいない、お墓についても、本家の墓には入れない、さりとて、墓を新たに作っても面倒を見てくれる子供がいない孫がいない、という事も多いと聞いています

つまり、シンプルになったのは、葬儀ではなく、生きているときの人間関係なのかもしれません

霊柩搬送から事業を起こして30年以上
変化する生活、その写し鏡として、変化する葬儀の、常に半歩先を見据えて、お骨の行き場がない、という社会にならない為に、シンプルでも、心をこめて、日々の仕事に努めてまいります

黒潮海洋散骨 三幸社

お盆に思うこと

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コロナウイルスの感染者も増え
毎日35度を超える暑さの2020年のお盆
それでも、お墓参りに多くの方がいらしてます
高齢者の多い田舎では、お墓詣りの行き帰り、
「いつまでお墓参りできるかね」
「自分が死んだら墓参りに来る人がいないね」
「早めに墓じまいか?納骨堂に入れてもらうか?」
「いくらかかるんだろ??」
具体的に、そんな話が、聞こえてきます
檀家制度の崩壊が、これから、急速に進む
そんな気がする、お盆です

黒潮海洋散骨 有限会社 三幸社

ホヌ

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三幸社の黒潮海洋散骨は、
千葉県房総半島の先端から出港し、黒潮が流れる、結構な荒海まで船を出します
ご遺骨を海におかえししていたら
ウミガメが様子を見に顔を出してくれました

黒潮に乗って、世界中を旅するウミガメと一緒に、
お骨も、太平洋に広がって、海に還っていかれます

黒潮海洋散骨 三幸社

骨箱のままでも

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全国から、三幸社にはお骨が届きます
粉骨を生業とするほかの会社の多くは、お骨の送付キットをご用意しているようですが
三幸社では骨箱のままお送りいただく方法を紹介しております
当社でもいろいろと試行錯誤してきましたが、無料で送付キットをお送りします、とは言っても、結局、その送料はこみこみで粉骨・散骨のお代に含まれているということなので
また、三幸社までの送料は、発送する企業様にご負担いただいております
現時点では日本では郵便局だけがお骨の配送をしてくれますが、距離によってお代が異なるので、この送料も粉骨・散骨代に含めると、一番遠いところ基準にしないと損益が出て、結局、近県からお送りする方に不利益になるので

行き場のないお骨をなくすそのためには、心を込めて、粉骨・散骨を担う一方で、外に出てゆくお金はとことん抑える必要がございます

キットを使わずに、骨壺でそのままお送りいただく
骨壺も、立派な箱です
特に、布が張り付けてある箱は、桐ではなく、ラワンのような強い板に、さらに布が巻き付けられて補強されているので、とても強い箱です
お骨をしっかり守ってくれる骨箱を、箱として利用しない手はありません

骨壺を骨箱に入れる前に
1)骨壺をガムテープでしっかり封をして、
2)万が一のために、骨壺全体を大きなビニール袋に入れて、この袋もガムテープで封をしてから、
骨壺を骨箱に収めたら
3)骨箱に収めた壺の周りの隙間に、ロールにしたプチプチや新聞紙でしっかり詰めて
4)骨箱の、特に四つの角を、布のガムテープで補強します(実際には、壺を入れる前の作業ですが)

最近は、この状態でお骨をお送りいただく葬儀社様が増えてきました
箱が割れた、壺が割れたということは一度もございません

郵便局の方も、特に困った風でもなく、しっかり届けてくれます

5年後にはこの方法が、スタンダードになっていることと思います

黒潮海洋散骨
三幸社

子供の数が、、、

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三幸社がある千葉県南房総市も、ご多分にもれず、少子高齢化が進む、田舎の街です
先日、市役所から配られた広報誌に、昨年、市内で生まれた子供の数は99人という記事がありました
これはかなり衝撃
50年近く前、私がここで生まれたときには、まだ、平成の合併前でしたので、小さな町が7個あったわけですが、同級生となる子どもたちは全体で1000人近くいたと思います
中学校も7校ありました
どこの学校にも、一学年には100~200人の生徒がいたと思います
後12年すると、人口4万人弱のこの市には、中学校が一つあれば足りるという事になります
本当に、高齢者が多く、若い人、特に子供は極端に少ない
しかも、です
平成26年には、200人以上の子供が生まれていますので、ほんの5年ほどで、生まれる子供の数が半分になってしまいました
後5年すると、生まれる子供は50人?

市役所の方と、仕事でご一緒する事もありますが、たとえば、まだ若い、25歳の職員が、60歳で定年を迎えるころには、子供の数がゼロ、なんて可能性もあります

本当に、街が消えていきそうです

黒潮海洋散骨 三幸社