若い方にも起こる孤独死

先日、ラジオで、孤独死(孤立死)が、近年、増えているというニュースを聞きました

私自身も、数年前に、すぐご近所の、親しい方の孤独死に遭遇いたしました。
まだ、50代の女性で、都会から年老いたお母さんと移住なさって来たのですが、移住後ほどなくお母さんは他界してしまい、おひとりで暮らしてらっしゃいました。
ある時、回覧板がポストに入ったまま、回されていないので、不審に思い、携帯電話に連絡してみましたが、つながらず、それから毎日、電話をしたり、玄関チャイムを押したりしてみたものの、連絡がつきませんでした。
民生委員さんにも相談しましたが、高齢者ではないので、民生委員にできることはないということ。
次に近所の駐在さんに報告すると、駐在でも、勝手に窓を破ったりはできません、とのこと。
その後、駐在さんは、その方のお姉さんの連絡先を聞いていたということで、連絡を取って了承を得た後、窓を破って入ってみると、亡くなって、すでに一週間以上が経っていました。
本当に残念でした。

心臓発作や脳梗塞のように、本人が救急車を呼ぶことが難しい症状が起きると、おひとりで住まわれている方の場合は、高齢者ではなくても、こういうことが起こるということに改めて衝撃を受けました。

人生の最後を、誰にも取られることもなくお亡くなりになる、とてもつらいことですが、その方を弔う方もいらっしゃらない、ということも増えているようです。
ご遺骨があるということは、そこに命があった証拠でもあります。
三幸社では、その方の生きてきた日々に思いを馳せ、どんなご遺骨に対しても、生きてきていただき、ありがとうございました、という想いで、散骨をしております。

黒潮ブルー

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夏が終わると、潮の加減が変わり、黒潮の流れがぐっと、三幸社のある房総半島に近づいてきます
それまでの海の色とは、蒼の濃さが変わります
透明度が上がり水温も上がって、大物の魚たちもやってくる、ダイバーたちが待ちに待った季節
三幸社の黒潮海洋散骨も、太陽がいっぱい
美しい海にご遺骨が還ってゆきます

黒潮海洋散骨 有限会社三幸社

福祉葬でも利益が残るお手伝い

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昨年あたりから、市区町村から葬祭扶助を受けて「生活保護葬」「福祉葬」「民生葬」等と呼ばれるご葬儀をなさった方の散骨を承る事がとても増えてまいりました
ネット上にはいろいろな情報があふれていますが、葬祭扶助を受けてご葬儀を行う際の基準額に含まれている、「納骨料」とは、実は、骨壺に納めるまで、の費用の事だということは、あまり詳しく書かれていないようです
つまり、葬祭扶助を受けてご葬儀をなさると、骨壺に納めたお骨が、残されるという事です

自分の家の御墓があれば、骨壺をお墓に納めてもらえます
家族がいれば、家で保管する事も出来ます

では、お墓もなく、家族もない場合はどうなるか?
本当にいろいろなケースがあるようです
自治体が納骨できるスペースを所有している(変な言い方ですが)場合は、そこに納める事になります
葬儀を受けた葬儀社が、お骨をどこに納めるかまで手配する場合もあります

コロナウイルス感染で、密を避ける、理由から、ご葬儀の規模がぐっと小さくなり、日本中で、ご葬儀単価が下がる傾向にあります
ご葬儀は、地元に根付いた古くからの風習にのっとって行われる事も多いので、地元に密着した葬儀社が、この単価下落の影響で廃業してしまう事が増えたら、そこに住む方々が望む形でのお別れが出来なくなる事になりかねません
また、利益の出ない生活保護葬を受けない葬儀社が増えてしまうと、お骨どころか、行き場のないご遺体が増えかねません
かといって、葬祭扶助の額を上げれば、今度は自治体の体力がもちません

三幸社では、粉骨と海洋散骨にかかる費用を極力抑えて、生活保護葬でも、葬儀社に少しでも利益が残り、地元密着の葬儀社が存続できる、結果として、多くの方が、故人を想い通りの形で、ありがとうと送れる、という社会の継続を目指したいと考えています

生活保護だから散骨でいいのか? 安いから散骨でいいのか? 常に自問はあります
でも、日本の年齢構成、人口動態、経済状態を鑑みると、誰かがやらないと、行き場のないお骨が増えてしまうのは間違いありません
どんなお骨も、その方が生きてきた生の証です
その方の生に想いをはせて、粉骨・散骨に携わっています

黒潮海洋散骨 三幸社