乾燥には時間をかけて

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長くカロートに入っていたお骨を、墓じまいするので粉骨してほしいというご依頼も多く頂きます
骨壺を開けてお骨を拝見した時には、乾いたままのように見えても、やはり数十年の単位でカロートの中に納めてあった骨壺には、底の方に水が溜まっている事がよくあります
寒暖の差で骨壺の中が結露する事もあるかもしれません
雨水が骨壺の高さ以上に、カロートの中にたまった瞬間があったのかもしれません
いずれにしても、お骨を骨壺から取り出し、しっかりと乾燥を行います
乾燥にしっかりと時間をかける事が、粉骨には欠かせませんので、念入りに乾燥するのですが、
乾燥にしっかり時間をかける事で、長く水につかってらしたお骨が喜んでいるような、気もします

黒潮海洋散骨
有限会社 三幸社

これからが心配

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中南米では、まだまだ、コロナウイルスの感染が広がっていますし、
都内で行った抗体検査では、コロナウイルス感染者は1パーセントにも満たないということなので、
いったんコロナウイルスが入ってくれば、また、一気に拡大、自粛、経済の危機、という可能性が全く持って消えていないわけですが

それ以上に、高齢社会日本の、ケアの喪失が、今後、どのような影響を及ぼすのかが、とても心配です
入院した家族に会えない、施設に入居した祖父母に会えない
入院した側も孤独、施設にいる高齢者も孤独
無事退院してくれば、まだフォローができるかもしれませんが、
そのまま他界なさると、残されて家族の心に空いた穴はどんなに深く暗いのか

ご葬儀も一緒です
こんな時期だから、と、直送のように送ってしまうと、あとから、本当にそれでよかったのかという、後悔が、心の中に育ってゆきます
もう一度やろう、というわけにはいかないご葬儀は本質的に、おくる側には後悔が残る性質のものかもしれません
看取ってくれる家族がいない、
金銭的にどうしても大きな葬儀はできない、
葬儀社だけが設けている感じがする
お寺の檀家になりたくない・・・・・
様々な理由で、葬儀が小さくなりましたが、

コロナ対策しなきゃいけなかったから、
本当はあの人もこの人もお呼びして、一緒に送りたかったけど世間の目もあるし、直送で、、、、
となると、また今までとは違う後悔の念が残ります

コロナ感染の第一波が去っても、心のケアに関して、これからが、心配です

黒潮海洋散骨
有限会社 三幸社

コロナ対策税

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最近、国や市に給付金を申請するのに、申告書をよく引っ張り出します
よくみると、復興特別所得税、という欄があります
東日本大震災で支出した財政の、税負担、2.1%です
消費税が8パーセントから10パーセントになる際には大騒ぎでしたが、
この復興特別所得税、個人事業主にも、月給とりにもかかりますが、なんだか、払っている実感が、ありません

どこかの大臣が、日本の財政は借金が多くて危機的状況にあるといわれ、「皆さんのお宅に借金取りが来ますか?来てないでしょ」、と開き直ったそうですが、借金取りは来なくても、もらう前に源泉でひかれちゃう、この仕組みが、今後、コロナ対策税だか、感染対策税だか、として、かかるのは間違いありません
国は稼がず使うだけで、使った分は国民が払うわけですから

ますます、厳しい世界が待っていますが、心は豊かに、人と人のつながりを大切にして、あらゆることに感謝の気持ちをもって、毎日を過ごしてゆきたいと思います

黒潮海洋散骨 有限会社三幸社

海に還る

千葉県、房総半島の先端、いつもそこに海がある暮らしと共に、三幸社はあります
幼いころから、何をするのも、海でした
おぼろげな記憶の中で、祖母に抱かれて散歩したのも、海辺
小学生の頃、かくれんぼ、缶けり、陣とり、三角ベース野球、遊びは全て、砂浜で

高校に通う通学路も海辺の細道
大人になって、朝夕通勤する道も、やっぱり海岸道路
何より、朝起きて、窓の外を見れば、そこは海
美しい夕日だけではなく、月が海に沈む神秘的な光景も、窓から見えます

海に還るという言葉は、少なくとも私たちの暮らしの中では、
本当に、自然な事に感じます


粉骨・散骨・納骨サービス 有限会社 三幸社

生活保護葬でも、葬儀社に利益が残るお手伝い

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昨年あたりから、市区町村から葬祭扶助を受けて「生活保護葬」「福祉葬」「民生葬」等と呼ばれるご葬儀をなさった方の散骨を承る事がとても増えてまいりました
ネット上にはいろいろな情報があふれていますが、葬祭扶助を受けてご葬儀を行う際の基準額に含まれている、「納骨料」とは、実は、骨壺に納めるまで、の費用の事だということは、あまり詳しく書かれていないようです
つまり、葬祭扶助を受けてご葬儀をなさると、骨壺に納めたお骨が、残されるという事です

自分の家の御墓があれば、骨壺をお墓に納めてもらえます
家族がいれば、家で保管する事も出来ます

では、お墓もなく、家族もない場合はどうなるか?
本当にいろいろなケースがあるようです
自治体が納骨できるスペースを所有している(変な言い方ですが)場合は、そこに納める事になります
葬儀を受けた葬儀社が、お骨をどこに納めるかまで手配する場合もあります

コロナウイルス感染で、密を避ける、理由から、ご葬儀の規模がぐっと小さくなり、日本中で、ご葬儀単価が下がる傾向にあります
ご葬儀は、地元に根付いた古くからの風習にのっとって行われる事も多いので、地元に密着した葬儀社が、この単価下落の影響で廃業してしまう事が増えたら、そこに住む方々が望む形でのお別れが出来なくなる事になりかねません
また、利益の出ない生活保護葬を受けない葬儀社が増えてしまうと、お骨どころか、行き場のないご遺体が増えかねません
かといって、葬祭扶助の額を上げれば、今度は自治体の体力がもちません

三幸社では、粉骨と海洋散骨にかかる費用を極力抑えて、生活保護葬でも、葬儀社に少しでも利益が残り、地元密着の葬儀社が存続できる、結果として、多くの方が、故人を想い通りの形で、ありがとうと送れる、という社会の継続を目指したいと考えています

生活保護だから散骨でいいのか? 安いから散骨でいいのか? 常に自問はあります
でも、日本の年齢構成、人口動態、経済状態を鑑みると、誰かがやらないと、行き場のないお骨が増えてしまうのは間違いありません
どんなお骨も、その方が生きてきた生の証です
その方の生に想いをはせて、粉骨・散骨に携わっています

黒潮海洋散骨 三幸社

ニューノーマル

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6月の最初の週末
さわやかな初夏の天気、三幸社がある千葉県南房総には、都会から、ものすごく多くの方がやってきました
気が早い方々は、早速海水浴、釣り人もたくさん
コンビニも、一日中いっぱいでした

店内では、ほとんどの方がマスクをしていますが、ビーチでは皆、楽しそうに遊んでいて
ニューノーマルな暮らしにおいても、オンとオフがあって、ウイークデイはしっかりと密を避ける暮らしをしていても、週末は、リラックスしながら、3密もあまり気にしないで過ごそう、なんて事になっているのかもしれません

そんなわけで、政府や学者が気にするより、案外早く、ホテルや旅館に客足は戻るかもしれません
ご葬儀も、しっかりと、ありがとうと送れるような、本来の葬儀が戻ってくればいいのですが
もし、いつまでも小さい葬儀がつづくようでしたら、それは、潜在的に小さな葬儀を望む方が多かった所を、コロナウイルス感染の騒ぎが、後押しして加速させたという事で、元に戻るという事ではなく、それこそ、小さな葬儀がニューノーマル、になってしまうのかもしれません

小さく、安く、が進みすぎると、その後のグリーフ、喪失感が、気になる所です

粉骨・散骨/納骨 サービス 有限会社 三幸社

丁寧に積み上げたものが

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三幸社では、人生の終末期のクオリティーを向上する事が、より質の高い葬儀やその後の遺族の生活の安定、安心につながると考えて、地域のアドバンス・ケア・プログラムにも関心を持っています
幸い、近所に大きな病院があり、その病院のドクターたちが中心となり、枠にとらわれないACP活動を進めているので、その活動に参加させてもらっています
医療従事者でもない、介護従事者でもない観点から、ACP(最近では人生会議という名前になりましたが)を見つめる事が出来ると感じています

ところが、このコロナウイルス感染の脅威の中で、この、丁寧に取り組んでゆくこと、自体が、出来なくなっています
感染騒ぎの真っ最中は、それどころではなかったわけですが、今後、いろいろな所で、丁寧さが失われてしまったほころびが生じてくる事になると思います

コロナウイルス感染が始まる前には、人生の終末を考える一環として、「もしバナゲーム」の普及に携わり、講習を受けてマイスターという資格を頂き、ご要望があれば、あちこちでかけていましたが、こういった、入口の普及活動も、今の時点では、なかなかできません

それでも、時間はどんどん過ぎて、高齢者はますます高齢になってゆく(あたりまえですが)
この状況下で、自分たちに何が出来るのか、またひとつずつ、丁寧に考えてゆくしかないかな、覚悟をしています

粉骨・散骨 有限会社三幸社