森永ミルクキャラメル

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私が子供のころ、昭和40年~50年代、三幸社がある千葉県の南房総でのお話
子供にとって、楽しみなイベントがふたつ
一つは、建前の餅投げ、もう一つは、おそうしき

おそうしきが楽しみなんて、とても不謹慎に聞こえるかもしれませんが、
この地方のならわしか、
お葬式の列にくっついてお寺まで歩くと、森永ミルクキャラメルがひと箱、丸々もらえたのです
砂浜で、缶蹴りをしていても、三角ベースの野球をしていても、お葬式のチーン、チンチン、という音が聞こえると、即、遊びは中止、我先にお寺に向かって走り、お葬式の列の後ろに加わりました
誰のお葬式かなんて、知りもしませんでしたが、ご近所の誰かのお葬式なのは間違いありません

お寺の庭で三回廻って、キャラメルもらって、何事もなかったのように、また、遊びを続けます
そのころの子供にとって、森永ミルクキャラメル、丸々一箱というのは、ものすごいお宝で、その日は一日、子供は皆、にこにこと、けんかもなく過ごしましたが、幼心のどこかに、あぁ、人って死ぬんだな、死んだらこうやって、おくられるんだな、と感じていたような気もします

今では、長い列がお寺に向かうお葬式も、ほとんどなく、キャラメルを配る風習もないようです
もっとも、砂浜では、子供が一人も遊んでいませんが、、

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